令和５年度から「つばさ保育園かすみ園」において、福島県北圏域そして二本松市で初めて「医療的ケア児支援事業」に取り組んでいます。

現在保育園として看護師の複数配置や特定の医療行為が行えるサポート役として「認定特定行為業務従事者」の保育士配置を進め、令和6年度に「登録特定行為事業者」として登録を受けました。 社内の顧問弁護士及び公認心理師（医療的ケア児のコーディネーター）の研修を定期的に実施し、職員全体で専門性の高い実践を目指し取り組んでいます。

「医療的ケア児」が安心して保育園生活を送れるよう、園全体でサポートし、インクルーシブ保育の実現に向け一歩前進できる保育園を目指していきたいと考えています。

＊医療的ケア児とは、人工呼吸器や胃ろう等を使用し、痰の吸引や経管栄養などの医療的ケアが必要な児童をいう。日常生活を営むために医療を要する状態にあり、重症心身障害児及び超未熟児や重度の疾患、障がい等により、在宅生活において養育者も含めた支援が必要であると医療機関及び関係機関が認めた子どもです。

医療的ケア児と保育園生活

保育園の生活は、医療的ケア児にとって家族とのつながりだけでなく、保育者との新しい愛着の形成や同年齢や異年齢の子どもとの横や縦のかかわりがあります。
保育現場における「家庭のみで得られない五感に与える様々な刺激」を通して、社会性や認知能力が育まれるとともに身体の発育・発達が目覚ましく成長しています。

職員や在園児及び保護者にとっても「医療的ケア児」との自然なふれあいの中で「いたわり」「思いやり」「やさしさ」が豊かに育ち、お互いの育ち合いによりみんなが互いに支えあう。そして、こころとココロがつながりを実感できる社会や地域を目指しています。

• 朝のあいさつ

  

  みんなが名前を呼んでくれる
  ので「にこにこ」だね！

• わらべうた

  

  うえから～したから～♬♪

• ひなまつり

  

  クラスのみんなと一緒だね。
  はいポ～ズ

• 帰りのお見送り

  

  ハイタッチで答えるよ！
  「手を伸ばして！」